2020年4月27日

市街化調整区域で家を建てる❹生駒市高山町不動産売却・購入・注文住宅専門店

前回までは、線引き日(市街化区域と市街化調整区域に指定された昭和45年12月28日/生駒市)以前に、新築された住宅は既存住宅の建て替えという権利で新築することができるという事でしたね。

これだけではあまりにも可愛すぎます。そこで、

 

◆『属人生を有する人なら新築できます。』という制度(法律)ができました。

 都市計画法第34条第13号・・既存権利者の自己用建築物などに供する開発行為です。☜ここをクリック

線引きされたからといっても、その時点で住宅用地として造成されていた土地を所有していた人ももありますから、即建築できませんでは困りますよね。そのような土地の救済策です。

5年間は建築を待ちましょう(猶予しましょう)、すなわち5年以内なら建築していいですよ。』という特例です。 しかし、条件がつけられました。

この人なら、線引きされた日の土地所有者であることで、この人を、属人生を有する人あなた)といい、あなたなら将来建て替えもできますということになりました。(良かった!)

属人性を有する人とは、市街化調整区域で建築できる条件を有しているで、その一つが、線引きされた日以前に、住宅用地を有していた人ですが、線引きから50年を経過した現在は、適用される人はいないことになります。(残念です線引きされたのが、昭和45年12月28日ですから、5年以内といえば昭和50年12月27日・・・この日までに建てることが必要だったのです。

このように、市街化調整区域内に建築できる権利を有する人を属人性を有する人といいますが、

属人性を有する人は他にないのでしょうか? (次回に続きます)

この記事を書いた人

霧島住宅株式会社 宮原謙治(幸せこだわり住宅職人 謙さん)

霧島住宅株式会社 宮原謙治(幸せこだわり住宅職人 謙さん)

21歳の時に、住宅会社に転職しました。それから50年もの間、住宅と不動産の仕事一筋でやって来ました。若い頃には見えなかったことが年齢と経験を加えることで、住宅の間取りをみていると家族の会話が聞こえるようにもなりました。それは、住宅の環境科学を研究していて、住まいの環境がかもし出す雰囲気がわかるからかもしれません。

住まいを求めることは、人生最大の投資です。土地を求めて新築住宅を建てる人、中古住宅を求めてリフォームをする人と様々ですが、住まいを求める目的は、皆さん共通の『これからも幸せな家庭生活を楽しむこと~平穏な家庭生活の続けられること!』ですよね。
無理をしないで無難に生活できる住まいづくりを求める方との出会いを楽しみにしています。

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