2020年5月5日

日本一安いローコスト住宅誕生秘話物語❷ 生駒市髙山町不動産売却・購入・注文住宅専門店

良い住宅を安く建てる・・・工務店の使命である!

     ~若き工務店経営者の悩みは続きます。

この記事は、1982年に誕生した日本一安いローコスト住宅・来夢の物語です。

 

今まで35万円/坪の住宅を、10万円/坪で建てるという発想でスタートしましたが、その方法が簡単に見つかることは有りませんでした。

そんな時に、坪単価というのはどこまでを含むのだろうかと考えました。

➀ 坪単価とは、どのような場所で建てても同じ価格でないといけないのではないだろうか?

➁ 敷地も、道路の狭い所もあるし、高台もある。

③ 敷地も、広い敷地もあるし、狭い敷地もある。

④ ガスも、都市ガスも、あればLPガスもある。

⑤ 上水道も、引きこみ済みもあれば、引き込みのない敷地もある。

⑥ 下水道も、引きこみ済みもあれば、引き込みのない敷地もある。

⑦ 電気も、引き込みポールの必要な敷地もあれば、必要ない敷地もある。

⑧ 建築確認も、必要な場所もあり、必要ない場所もある。 などなど出てきます。

 このように考えると、坪単価・価格を明示するには敷地の条件に左右されないことが必要でである。

ハウスメーカーの価格(坪単価)を研究してみると、上記②~⑧は、含まれていないのです。すなわち、同じ価格で建てられる敷地における価格(坪単価)であることが解りました。

霧島住宅の価格(坪単価)には、②~⑧などの費用・工事を含んでおり、内容(中身)に大きな違いがあることが明確になりました。

住宅を商品という視点からとらえているのがハウスメーカーであり、霧島住宅は請負工事という領域から抜け出ていないのだということでした。

このような工事・費用を別途にして積算してみましたが、簡単には価格(坪単価)は、下がりませんでした。

次の山が立ちふさがりました~~~。(次回に続きます)

この記事を書いた人

霧島住宅株式会社 宮原謙治(幸せこだわり住宅職人 謙さん)

霧島住宅株式会社 宮原謙治(幸せこだわり住宅職人 謙さん)

21歳の時に、住宅会社に転職しました。それから50年もの間、住宅と不動産の仕事一筋でやって来ました。若い頃には見えなかったことが年齢と経験を加えることで、住宅の間取りをみていると家族の会話が聞こえるようにもなりました。それは、住宅の環境科学を研究していて、住まいの環境がかもし出す雰囲気がわかるからかもしれません。

住まいを求めることは、人生最大の投資です。土地を求めて新築住宅を建てる人、中古住宅を求めてリフォームをする人と様々ですが、住まいを求める目的は、皆さん共通の『これからも幸せな家庭生活を楽しむこと~平穏な家庭生活の続けられること!』ですよね。
無理をしないで無難に生活できる住まいづくりを求める方との出会いを楽しみにしています。

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