2020年2月15日
奈良県生駒市の注文住宅はノン高気密高断熱住宅~幸せな家庭生活の条件と原因が仕組まれた家①
人は何故住まいを求めるのでしょうか?
人に自慢するためでもなく、眺めるためでもなく、健全で楽しい家庭生活をエンジョイするためで、すなわち、幸せな家庭生活がこれからも続けられるために求めるのですよね。
住宅会社・工務店・ハウスメーカーなどのチラシ・HP・カタログなどで『幸せな生活のできる家づくり』、『幸せになる家』などを目にします。そんな会社に、『どのようにしたら幸せになれるのですか?』と質問しても『幸せになってもらうように心を込めて家をつくっているのですよ!』の返事しか返ってきませんでした。
これは、家を売るためのキャッチコピーで、幸せという言葉が気持ちが良いからと言っているのほかなりません。
幸せな家庭生活には、幸せな生活とはどういう生活をいうのか明確にすることが求められます。そして、幸せな生活がおくれる原因を住まいに仕組むことが必要です。
堅固で丈夫に耐震性があり、便利で機能性にとんだ設備が備わりデザインが良い住宅であっても幸せな生活が永続するという保証は有りませんよね。それは住宅の価値が建物としての見た目の良さで判断されるからではないでしょうか?
しかし、住宅を利用価値(実用性)で判断すれば話は違ってきます。
住宅は私たちにとって誕生からお迎えが来るまでの人生において、もっとも身近で長時間直接肌に触れる環境です。その環境とは、居住環境であり、生活環境であり、家庭環境です。この環境が住む人に影響力や感化力を与え、性格や人格形成を左右します。
『孟母三遷の教え』は、
中国の偉人・孟子の母親が、孟子の子育てに良い環境を求めて家を三回転居(移った)したと教えています。
孟母三遷の教え:https://kotobank.jp/word/%E5%AD%9F%E6%AF%8D%E4%B8%89%E9%81%B7%E3%81%AE%E6%95%99%E3%81%88-645047
孟母三遷の教え:https://www.epochtimes.jp/jp/2007/11/html/d88377.html
今でも可愛い子供のために、環境の良い場所や教育環境の良い校区や市町村を求めて転居(住宅の立地探し)する親たちは後を絶ちませんから、昔も今も変わりませんね。
人々は住宅を求める時に、良い立地条件の土地を選びます。閑静で日当たりが良く(自然環境が良い)ゴミゴミしていない土地とか・・・。
しかし、いくら条件の土地を選んでも、家を建てるということ(プランニング)は、建物の配置を考え、間取りをつくり、窓の位置と大きさを決め、床・壁・天井の内装選び、設備を決める作業であり、室内という新しい環境をつくることになります。この環境が自然の恩恵を享受できる室内環境なら良い影響や感化力を受けることができますが、悪い室内環境なら悪い影響や影響力を受けることになりますよね・・・。
住まいは人生の起点・生活の拠点・運命の原点ですが、住まいとは環境であるという当たり前の真ん中が理解できなければ、子どもの性格や人格は住まいの環境に左右されるという方程式は解けませんよね。
家づくりは、幸せドラマの舞台づくり・・・!
あなたはいかがでしょうか?
霧島住宅株式会社 宮原謙治(幸せこだわり住宅職人 謙さん)
21歳の時に、住宅会社に転職しました。それから50年もの間、住宅と不動産の仕事一筋でやって来ました。若い頃には見えなかったことが年齢と経験を加えることで、住宅の間取りをみていると家族の会話が聞こえるようにもなりました。それは、住宅の環境科学を研究していて、住まいの環境がかもし出す雰囲気がわかるからかもしれません。
住まいを求めることは、人生最大の投資です。土地を求めて新築住宅を建てる人、中古住宅を求めてリフォームをする人と様々ですが、住まいを求める目的は、皆さん共通の『これからも幸せな家庭生活を楽しむこと~平穏な家庭生活の続けられること!』ですよね。
無理をしないで無難に生活できる住まいづくりを求める方との出会いを楽しみにしています。
どのような些細なことでもお気軽にご相談してください。