2020年5月9日

生駒市高山町古民家解体~残念でした!生駒市不動産売家・売地・注文住宅専門店

都会の田舎~古民家と茶筅の里山・生駒市高山町で、古民家の解体に出会いました。

母屋として建てられた農家住宅で大和棟の家ですが、最近は納戸として利用させていたそうです。

解体作業に気づいた時は、画像のような状態で、元々は茅葺の屋根ですが、かぶせてあった鋼板も、茅も撤去されており、小屋組みの状態でした。

茅葺屋根は、竹で組まれた小屋に茅を葺きます。

小屋の床(一階の天井の上)には、むしろが敷き込みされ、その上に土が敷いてありました。

土を敷くことで家がも重たくなり、台風への対応にもなります。

また、天井断熱としての役割も果たしてくれました。

 

昔は、茅葺きの葺き替えの順番が決まっており、茅葺職人と村人による普請場でした。

近年は、茅で葺き替えると1000万円を超える金額になり、

茅の上に、木組みで屋根下地をつくり、鋼板葺き・銅板葺き・瓦葺きをする家がほとんどですね。

 

現在、生駒市高山町には、茅葺の古民家が一棟ありますが、残したいものです。

解体された竹は、茶道具などに重宝(ちょうほう)されています。

竹組みの屋根(小屋)の上に、木組みのです。横桟木に鋼板を止めて(葺いて)ありました。

この記事を書いた人

霧島住宅株式会社 宮原謙治(幸せこだわり住宅職人 謙さん)

霧島住宅株式会社 宮原謙治(幸せこだわり住宅職人 謙さん)

21歳の時に、住宅会社に転職しました。それから50年もの間、住宅と不動産の仕事一筋でやって来ました。若い頃には見えなかったことが年齢と経験を加えることで、住宅の間取りをみていると家族の会話が聞こえるようにもなりました。それは、住宅の環境科学を研究していて、住まいの環境がかもし出す雰囲気がわかるからかもしれません。

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